将来性のある有望業種として注目を浴びている葬祭業。此花区四貫島一丁目の「ヒューマンセレモニー」(佐竹義久代表)もインターネットを使い、さまざまなスタイルの葬式を提案。実績を伸ばしている。
四貫島商店街の入り口近くにある同社のオフィス。従来の「葬儀屋さん」のイメージから大きくかけ離れている。温かみのあるフローリングの床材にゆったりとしたソファ。テーブルにはノートパソコンと、同じ「式」でもまるで結婚式の相談窓口のようだ。
「わたしたちはサービス業ですから」と佐竹代表(34)。「お客様には隅々まで行き届いたホテル並みのサービスを提供したい」と、オフィスを明るくしているのもその一環だという。
もともと、ゼネコンに務めていた佐竹代表。三十歳の時に「区切りをつけるつもり」で独立を決めた。しかし、建設ではなくまったく無関係の葬祭業を選んだ。しばらく同業者のもとで修行をした後、二〇〇七年一月に開業した。
営業活動の中心に捉えたのはインターネット。「自分と同世代の人が喪主になることが多くなってきたこの世代はすでに(インターネットが)生活のツールになっている」と見て、見積もりから注文まで、すべてインターネットで受けられるようにした。
さらに心掛けたのは明朗会計。「父親が亡くなった際、過大な料金を取られた」という経験から、追加料金を出さないよう、細かく見積もりを出している。費用も十万円の格安プランから用意している。
また、散骨などのニーズにも対応。「絶対にノーとは言わないようにしています。骨をダイヤモンドに加工してペンダントにしたこともありますし、ロケットで遺骨を空に送る宇宙葬でも大丈夫」と胸を張る。
開業以来、さまざまな人の最期の場面に出会った佐竹代表。「人生観が変わりましたね。今まで悩んでいたことがちっぽけなものだと感じることも。何より、人にも優しくなれた」。
見積もりや料金プランが分かる同社のホームページアドレスは次の通り。
www.humanceremony.com
問い合わせは電話06(4804)0777、同社へ。